任意売却のデメリット9つ|失敗しないために知っておくべきこと
任意売却は、住宅ローンの返済が困難になった際に、金融機関の協力を得て、家を売却する方法です。
近年、不動産価格の下落や金利上昇などにより、住宅ローンの返済に苦しむ人が増えています。
そんな時、任意売却は、競売による不動産の売却を回避し、住み続けられる可能性を秘めた選択肢として注目されています。
しかし、任意売却は、メリットばかりではなく、デメリットも存在します。
この記事では、任意売却を検討されている方が、安心して手続きを進められるよう、失敗しないための9つのデメリットを解説していきます。
□任意売却のデメリット
任意売却は、一見、借金を減らせる有効な手段のように思えます。
しかし、実際には様々な課題やリスクが潜んでいます。
1: 販売活動への協力が必要
任意売却は、競売になるまでの時間との勝負です。
そのため、購入希望者の内見申し込みに迅速に対応する必要があります。
スムーズな売却を進めるためには、所有者の方にも販売活動にご協力いただく必要があります。
2: 手続きの煩雑さ
任意売却は、通常の不動産売却と比べて、手続きが複雑になります。
売買契約書などの書類作成や、金融機関との交渉など、多くの手続きを自分で行わなければなりません。
3: 離婚時の対応
夫婦で住宅ローンを借りている場合、離婚後に任意売却する場合には、別れた配偶者との連絡が必要になります。
また、売却後の売却代金の分配について、話し合いが必要となる場合もあります。
4: 連帯保証人の同意が必要
住宅ローンの借り入れ時に、連帯保証人を立てている場合は、任意売却を行う際に、連帯保証人の同意が必要になります。
5: 債権者との面談
任意売却を進めるためには、債権者である金融機関との面談が必要になります。
債権者との交渉は、専門知識が必要で、スムーズに進まない場合もあります。
6: 応諾価格
債権者は、任意売却による売却価格に対して、応諾価格を設定します。
この応諾価格は、市場価格よりも高くなる場合があり、売却代金が少なくなる可能性があります。
7: 個人信用情報への影響
任意売却によって、個人信用情報に延滞履歴が記録される可能性があります。
これは、将来、住宅ローンやクレジットカードの利用に影響を与える可能性があります。
8: 引っ越し時期
任意売却は、売却が完了するまで、現在の住居に住み続けられます。
しかし、いつ売却できるかは、不確定であり、引っ越し時期が読めません。
9: 業者選びの難しさ
任意売却は、専門知識が必要なため、専門業者に依頼する必要があります。
しかし、優良な業者を見つけるのは容易ではありません。
悪質な業者に騙されてしまうリスクもあります。
□任意売却のメリットと注意点
任意売却は、住宅ローン返済が困難な場合に競売を回避する手段として有効です。
任意売却には、債務の減少や住居に住み続けられる可能性といったメリットがありますが、これらのメリットを最大限に活かすためには、いくつかの注意点を理解しておくことが重要です。
たとえば、専門的な知識を持つ業者を選ぶことや、早期の対応が必要な点などです。
□まとめ
この記事では、任意売却の9つのデメリットについて解説しました。
任意売却は、メリットも大きいですが、デメリットも理解した上で、慎重に判断する必要があります。
特に、販売活動への協力や手続きの煩雑さ、債権者との交渉、個人信用情報への影響など、注意すべき点は多くあります。
任意売却を検討する際には、専門家に相談し、リスクを理解した上で、最適な方法を選択することが大切です。
監修者情報

株式会社ハウシード
代表取締役 藪木 秀則