土地の相続相談で迷ったら!専門家選びと手続きのポイントについて解説
相続した土地、どうすればいいのか悩んでいませんか。
突然の相続に戸惑い、手続きの複雑さに不安を感じている方は多いでしょう。
今回は、相続土地に関する相談の始め方から、専門家選び、手続きの流れ、税金、そしてトラブル回避策まで、分かりやすくご紹介します。
高齢者の方やご家族の方にとって役立つ情報が満載ですので、ぜひ最後までお読みください。
相続土地問題をスムーズに解決するための第一歩を、一緒に踏み出しましょう。
相続土地相談・適切な専門家選びと相談のポイント
相続土地に関する問題の種類と相談すべき専門家
相続土地に関する問題は、大きく分けて以下の種類があります。
それぞれに適した専門家がいますので、問題の内容に合わせて相談相手を選びましょう。
1:相続税の申告・節税対策:税理士
相続した土地に相続税がかかるかどうか、税額を計算し、節税対策を検討するには税理士の専門知識が必要です。
相続税の申告期限は、相続開始を知った日から10ヶ月以内です。
期限に間に合わせるためにも、早めに相談しましょう。
2:土地の名義変更手続き:司法書士
相続によって土地の名義を相続人に変更する手続き(相続登記)は、司法書士に依頼するのが一般的です。
2024年4月1日からは相続登記が義務化されており、手続きを怠ると過料が科せられる可能性があります。
早めの対応が重要です。
3:土地活用や売却に関する相談:不動産会社
相続した土地を有効活用したい、または売却したいと考えている場合は、不動産会社に相談しましょう。
土地の査定、売却方法、土地活用の可能性などをアドバイスしてくれます。
ただし、売却による利益には譲渡所得税がかかる場合があるので、税理士にも相談することをお勧めします。
4:相続人同士のトラブル解決:弁護士
相続人同士で遺産分割協議がまとまらない、または既にトラブルが発生している場合は、弁護士に相談しましょう。
弁護士は、紛争解決のための交渉や裁判手続きを支援します。
5:その他:行政書士、市役所・区役所
相続手続き全般に関する相談は、行政書士に依頼することも可能です。
また、市役所や区役所の無料相談窓口では、一般的な相続に関する相談を受け付けている場合があります。
専門家への相談前に準備しておきたいこと
専門家に相談する前に、以下の情報を準備しておきましょう。
スムーズな相談を進めるために、事前に準備しておくと効率的です。
1:遺言書の有無と内容:遺言書があれば、その内容を正確に把握しておきましょう。
遺言書がない場合は、相続人全員で遺産分割協議を行う必要があります。
2:相続人の確定:相続人の氏名、住所、続柄などを正確に把握しておきましょう。
戸籍謄本などの書類が必要になります。
3:相続財産の調査:相続した土地の所在地、面積、地目、評価額などを把握しておきましょう。
固定資産税評価証明書などの書類が必要になります。
プラスの財産だけでなく、借金などのマイナスの財産も把握する必要があります。
4:その他の相続財産:土地以外にも、預貯金、有価証券、動産など、相続財産を全てリストアップしておきましょう。
5:質問事項:相談したい内容を事前に整理し、質問事項をリスト化しておきましょう。
相談時の注意点と費用相場
専門家への相談は、初回相談が無料のところも多いですが、その後は有料となるケースがほとんどです。
費用相場は、弁護士や税理士で30分あたり5,000円程度、司法書士は内容によりますが、相続登記で5万円程度から、といったところです。
事前に費用について確認しておきましょう。
相続土地の手続きの流れと重要なポイント
相続発生から名義変更までのステップ
相続が発生したら、まず相続開始を知った日から3ヶ月以内に相続放棄をするか、単純承認をするかを選択する必要があります。
相続放棄は、相続財産を受け取らないことを宣言する手続きです。
借金などの負債も相続したくない場合は、相続放棄を選択する必要があります。
その後、遺産分割協議を行い、相続財産の分け方を決定します。
遺産分割協議がまとまったら、土地の名義変更(相続登記)の手続きを行います。
相続登記は、相続開始を知った日から3年以内に行うことが義務付けられています。
相続税の申告と節税対策
相続した土地の評価額が基礎控除額を超える場合は、相続税の申告が必要です。
相続税の申告は、相続開始を知った日から10ヶ月以内に行う必要があります。
節税対策としては、土地の評価額を下げる方法や、相続税の控除制度などを活用する方法があります。
税理士に相談して、最適な節税対策を検討しましょう。
土地活用や売却の選択肢と注意点
相続した土地をそのままにしておくだけでなく、有効活用する方法を検討することもできます。
例えば、賃貸物件として貸し出す、駐車場として利用する、売却するなど、様々な選択肢があります。
土地活用の際には、収益性やリスクなどを考慮し、専門家のアドバイスを受けることが重要です。
売却する場合は、不動産会社に査定を依頼し、適正な価格で売却しましょう。
相続トラブル発生時の対応
相続トラブルは、遺産分割協議がまとまらない、相続人同士の感情的な対立など、様々な原因で起こります。
トラブルが発生した場合は、弁護士に相談し、適切な対応を検討しましょう。
早期の対応が、事態の悪化を防ぐために重要です。
まとめ
相続土地に関する問題は、専門家の助けを借りながら、一つずつ解決していくことが大切です。
このガイドラインが、皆様の相続土地問題解決の一助となれば幸いです。
不安な点があれば、まずは気軽に相談窓口に問い合わせてみてください。
早めの対応が、時間的な余裕を生み出し、より良い解決策につながる可能性を高めます。
相続は人生における大きな出来事の一つです。
監修者情報

株式会社ハウシード
代表取締役 藪木 秀則