不動産を高く売る為にはどうすれば良いか（建物の場合）

こんにちは、

今回は、売却の依頼をされるお客様の大半の要望

少しでも高く売ってください。

　　　　高く買ってください。

当然です。

大半でなく全員ですね

気持ちは、非常に良くわかります。

私共も、少しでも高い方が頂ける手数料にも関係してきますので、

高い値段で売れる努力を致します。

でもそれは、弊社の範囲内で出来る事には最善を尽くしますが、

同時に

お客様も可能な限り

行って頂いた方が良い事が

多くあります。

仲介物件としてお預かりする場合、

まず、絶対にお願いしたいことは、

　①荷物（残置物）の搬出

　よく、大型家具・調度品などで、

「購入したときはかなり高額であったため、

次の方にこのまま使用して頂けるのではないか。」

と思われがちですが、家具を次の方がそのまま使用する事は無いとは言いませんが、

ごくまれなケースです。

そんなに、高額で良いものなら売主さまで移動し使用されると思います。

室内も、狭く見える上に、壁天井の色焼け・汚損・破損等があり、後でクレームになる事も考えられます。

このような場合、最悪処分費・修繕費が掛かる事をご理解いただく事になります。

　それと、

よくマンション等をお預かりしている業者の中で、

住みながら売却したい

と言われ、

生活感満載の状態で

ご案内する事例がありますが、

まず、

希望金額で決まる事は少ないようです。

内覧する方も、落ち着いて見れませんよね。

お子さんなんかを連れて内覧すれば、どちらも気まずくなることも多くあります。

特に今のコロナの時期は

絶対嫌ですよね。

住みながら売却したいと言われるお客様の理由は、

次の

購入資金・賃貸家賃・共益費・修繕積立・駐車場代などが勿体ないから

と言われていますが、

結局売れずに

1年以上経過し、

もう一段安く売却する羽目になれば、

結果として、

費用以上に

実質手残りが少なくなる事が多々あります。

　②建物内外の美装

　退去し、

荷物もきれいに撤去した後、

外部は敷地の草抜き

飛散ゴミ処分

駐車場の清掃

雨樋網戸の張替

雨戸の作動チェック等

外観を綺麗にすることは必須です。

敷地内の、庭木や門扉に蜘蛛の巣・害虫・が居ると、女性のお客様はそれだけで拒否反応が出てしまいます。

勿論、

いったん弊社に売却をお預かりした物件は、

弊社の清掃専門スタッフが

外部の循環清掃をしますので

売却依頼後は安心してください。

内部については、

専門の美装業者により室内清掃を徹底する事をお勧めいたします。

　できれば、

その前に変色

破れ・傷等のある部分のクロスの張替

床の補修を行い、

綺麗な状態で

内覧できる事が望ましいです。

大半の方が、

最初に入った住宅の印象で80％くらいの人が購入するかしないかを決定すると言われております。

勿論、

それらを一切行わず、

格安で売却する事は可能ですが、

少しでも、売却値段を高く設定したいのであれば、良い商品を作るべきです。

今までの、経験上

修繕費用（床・クロス張替・美装）が100万円とした場合、

購入者は150万円～200万円の価格交渉をしてきます。

この金額の差は、弊社が業者を紹介して行う金額と、購入者が新たにリフォーム業者に依頼する金額の差とも考えられます。

弊社は、如何に安く良い商品に整えるための部分に於いて、沢山のノウハウの中から

最善のご提案をさせて頂いております。

例えば、

床の修繕・張替費用が結構高く、売り主様が一番躊躇する部分です。

弊社の提案は、まず、

①独自のキズ補修・塗装・ワックスで仕上げる方法。

②既存床の上に、厚さ1ｍｍ程度の薄い床材を表面に貼り付けワックスで仕上げ

③カーペットタイルの敷き込み　等

状態、費用を考慮し最終的に売買価格を設定いたします。

ここが、一番手残り金額を左右する部分とも言えます。

和室の場合、安易に洋室に変更するだけでなく、最近のデザイン畳により

和モダンな部屋を作る事も必要です。

以上の事から、査定金額だけを考慮した業者選びを行うのではなく、

最終取引までの、工程を考慮した選択をすべきと考えます。

弊社は、

トータルの提案力

販売力を持った

不動産業者として

常に最新の住宅建材

手法を取り入れることに

日々全力で取り組んでおります。