修繕費用の税務
今回は、賃貸経営のオーナー様に
御説明する内容を御紹介させて頂きます。
既に賃貸経営ベテランのオーナー様は
ご存知の事と思いますが、
入居者が退去したときに修繕する内容によって、
税務処理が異なると言う事です。
クロス・畳の張替・美装等は
当然修繕費用として、
単年処理する事が一般的ですが、
キッチン
ユニットバスの取り換え
外壁塗装等は高額の修繕費になる為、
資本的支出として取得原価に含め、
減価償却費として対応年数に渡って
費用計上する事が一般的です。
費用を修繕費として、計上すれば
税金の負担を先延ばしにできますので、
その分早く
現金を回収できるメリットがあります。
資本的支出にすれば、
毎年の費用負担を平均化できるため、
利益の安定性が図れる
という考え方になります。
但し、どちらが良いかは、
物件内容により異なりますので、
詳しい事は弊社までご相談ください。
監修者情報
株式会社ハウシード
代表取締役 藪木 秀則