不動産購入に於いての相談
皆さま、
いつもハウシードのブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。
今日は、
先日ご相談頂きましたお客様の内容を交え、
少しですが、建物の物件チェックについて
ご説明させて頂きます。
今回ご相談頂きました、
物件ですが、
築年数は約40年弱の
鉄筋コンクリート製の住宅でして、
建物自体は、
いかにもバブル時期に建てた建物らしい
立派な家でした。
一見、内装もお見せ出来ないのが
とても残念なほどの豪邸ですが、
豪邸であればあるほど、
高額リフォーム費用が必要になるものです。
室内の建材は
無垢物の建具をしている他
照明器具、
備え付け家具等も豪華で、
見栄えは素晴らしいものでした。
がっ、
残念な事に、
建ててから、
一度も建物に手を入れてない訳ですが、
維持管理の中で必要な
外壁の防水・塗装が
されていない状況でした。
建物は、
一部の資材を使用したもの以外は、
築15年から20年を経過する間に、
防水・塗装をしなければなりません。
一般的木造二階建ての住居等は、
屋根の形状で
その塗装し直しの時期が判断しやすいのですが、
RC造の建物
特に、陸屋根と言われる
屋根部分が囲まれて
外から見えないタイプの屋根形状の建物が
非常にやばいです。
梯子で一番上まで登ってビックリ！
コケだらけで、
常に、水分含んだ状態の屋根。
そこからコンクリートにしみこみ、
中の鉄筋を腐食させ、
その為の鉄筋の膨張で
周りのコンクリートを破裂させていくわけです。
そうなってくると、修繕費用は
防水塗装＋鉄筋部分の錆止めに
コンクリートの隙間埋めとなり
とても高額なものになります。
そのまま放っておくと、
壁、柱、基礎にまで破裂が始まり、
耐震性にまで影響致します。
地震等に備えるためにも、
早めの、対策をしておいてください。
どうですか？
そういった物件を安く買えたとしても
「安物買いの銭失い」
だけにはならないように気を付けましょう！
売却も購入も
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監修者情報
株式会社ハウシード
代表取締役 藪木 秀則